1.看護サービスの質を高める
①人材確保と育成及び活用
②教育文化の組織風土化(オンデマンド学習)
③患者参加型看護の充実(安全、尊厳、責任、自立)
④チーム連携のためのコミュニケーションスキル
⑤5Sによる安全管理(事故防止と感染防止対策)
2.業務の平準化と効率化
①チーム医療の推進
②クリニカルパスの導入と活用
③システム導入による記録の統合
④クラーク導入
⑤ジョブシェアリング体制
3.経営参画意識を高める
①数値化による効率的病床管理意識の向上
②効率的組織運営の促進
③診療材料の適正な在庫管理の徹底
④備品・器具の適正管理
医療法人蔦会の看護部は、看護部長兼務のもとにアイビークリニックといちご苑にそれぞれ、看護師長を中心に専従を基本として配置し運営している。
いちご苑看護部は、介護部門とともに3対1の運営に参画し他職種協働のもと、看護医学的管理に対して施設管理者に協力して責任を持つよう体制を整備している。
アイビークリニックの看護部は、病院組織の中で、もっとも大所帯の組織集団であり、診療部門、事務部門と並び重要な機能的役割を担っている。看護部は、外来・一般病棟・療養病棟・地域連携と4部門で構成されている。効果的運営のため、看護部内の会議や委員会を設け、円滑な看護業務推進と質向上に努めている。勤務体制は、変則二交替制を基本として、ワークライフバランスを考慮した変則勤務も組み合わせている。看護体制は、各部門の固定チーム化による半機能別で高齢患者への対応の円滑化を図っている。また、教育についてはチューターシップとチーム支援方式によりチーム間での人材育成、能力開発に力を入れている。
アイビークリニック
一般病棟 (31棟) |
入院診療基本料:10対1 (平均在院日数21日以内、看護師70%以上) |
療養病棟 (24棟) |
入院診療基本料:20対1 (区分C2~3 80%以上) |
外来 |
2名程度(他職種連携) |
地域連携室 |
社会福祉士1名、退院調整支援看護師1名(専任) |
いちご苑
介護老人保健施設 (92床) 通所リハビリテーション (8人) |
3対1 (看護師8名以上) |